ダメ、ゼッタイ。
焦るな。慎重に、そして冷静になったほうがいい。
もしどうしてもというならば、せめてものことはしたほうがいい。
そのこと自体悪いことではないと思うけれど、特段良いことではないはずだ。
もう自分自身がわかっているはずだろう。
いや、待てよ。
客観的に考えるんだ。知ったふりをしたけれど、どう考えてもここは我慢すべきだろう。
明日がある、そう明日があるんだ。
条件反射やクセという風になってしまってはいけないんだ。
もし仮に一度だけだとしても、もう挽回できる年齢ではないだろう。
よく考えろ。
いや、考えるな。感じろ。
どれだけの欲望に苛まれても自制をしろ。
なんとなくだけれど、それが良いことなのか悪いことなのかなんてわかるはずだ。
人は人、オレはオレ。
ちょっとだけなら…
その油断自体がナンセンスだ。
そもそも、いまの状態を考えるべきだ。
どんなに迫られてもその悪魔とダンスをしてはいけない。
ダメ、ゼッタイ。
生物学的にも精神衛生上的にも過度に抑圧することは良くない。
いやそんなことない。
その結果がこうだ。
生まれ変わったとしても償いきれないほどの欺瞞が積み重なっている。
焦るな。慎重に。
そして冷静になって、この時間にラーメンを食べるのはやめよう。