夢のなかでも泣いた話

ドラえもん映画みたいな夢をみた。
主人公はイカと小魚みたいな魚の2匹の妖精で小魚の方の声優は杏だった。みんな魚人で海の中で暮らしていて、地上の人間との摩擦が起きていた。
ドラえもんはその昔、地上から和平のために海底に来た使者だったみたいなんだけど、魚人たち(のび太的なツラした魚人の子供で、いかにもダメそうなやつ)に感情移入してしまい、派遣元の地上から遠隔で機能停止されていた。そして海の真ん中の大きな一枚岩の上に座っていて、錆びかけて動かなくなっていた。
スチームパンクみたいな様相をしていた。地上の人間たちと海の中の住人は、何かの取り分?的なので揉めていて、一触即発だった気がする。

 

スチームパンクぽいこんな感じ↓

f:id:mineto0808:20150814094529j:plain

 
 
魚の妖精の姉妹たちもピリついていて、対立してしまった。
イカの方にはたくさんの兵隊(多分カツオ?)がついていて戦争肯定派で、小魚(杏が声優)の方にはのび太的な魚人の子供たちがついていた。地上界との摩擦だけではなく、リーダー的な妖精2匹までもが対立してしまって、魚人たちはすごく困っていた。そこでのび太的な少年魚人は、ドラえもんを起動させようとしていた。その周りの友達は(しずちゃんっぽいのは確実にいた。ピンクだった。)ドラえもんと一緒に遊んだ思い出があり思い入れがあったため協力することにした。(多分自分もその中の1人だった気がする。)
なんかいきなりここから回想シーンっぽくなって海の中の世界の蒼さもアクアブルーから群青に変化してきて、ドラえもんが佇んでいた一枚岩がおなじみの空き地公園みたいになっていた。見ていた全体が街っぽくなっていた。
 
夜になったのかわからないけどこれくらい蒼かった。↓

f:id:mineto0808:20150814094856j:plain

 

 

突然の回想シーンの中で昔の海の世界は、ある日突然隕石みたいなのがものすごい勢いで落ちてきた。それは実はドラえもんで(スチームパンクぽくて魚雷みたい)地上界から海の世界に放たれてきてのび太的な少年たちは何か人間が投げ入れたゴミかと思っていた。しかしその鉄の塊は動き出して、のび太的な少年たちと仲良くなって町の長である、イカと小魚(声優は杏)の妖精にも受け入れられた。
ここからよくわからないんだけど、海の中なのに夜にキャンプファイアーみたいなことをしていた。ドラえもんの歓迎会みたいな感じだ。そしてその時は僕は主観の視点だった。
火を囲いながら村人みたいなやつらとのび太的な少年たち、そしてドラえもんはすごく愉快に宴を楽しんでいた。そこでイカと小魚の妖精が綺麗な白と青の衣装(紅白の小林幸子のをタイトにした感じ)を纏いながら踊り子みたいな魚女(ベリーダンスっぽいのですごくかわいい魚女だった、身長162か3くらいで結構タイプ。)と共に儀式みたいなのが始まった。みんなの盛り上がりは最高潮に達していた。その時なんでかわからないけどイカと小魚(声優は杏)の妖精が姉妹であることを知った。というか直感でそうなんだろうなって感じた。
そしていきなり視点は変わって地上界との一触即発、そしてイカと小魚(声優は杏)の妖精2匹の対立で海の中はものすごい危機感に包まれていた。のび太的な少年たちは、和平のために来たドラえもんを復活させようとみんなで頑張っていて海の世界の住人たちは一致団結していた。(そもそも海底に沈んだスチームパンクとなったドラえもんをどう再起動させようとしていたかはわからない)
そして対立していた姉妹も大好きな住人たちとドラえもんの姿を見て昔を思いだして、協力し合う様になっていった。
一方地上界では人間たちが(猿の惑星ライジングのシェルターみたいな世界)戦争の準備を始めようとしていた。なんかよくありがちだけど、海底に眠る資源化なにかが目的で魚人たちが邪魔だと考えていた。そもそもその昔にドラえもんを海の中との和平のために送ったり、うまく共存していたはずなのに、人間たちの欲のようななにか本能だけど自分で認めたくないような感情で憎悪と不安にまみれた顔をしていた。(かなり怖くて醜い)
 
 
苔むしていて大勢の人がいた↓

f:id:mineto0808:20150814095254j:plain

 
 
その頃、海の中では休む間も無く魚人たちがドラえもんを再起動させようとしていた。(なぜかここは主観)そのおかげかドラえもんの首回りの鉄と鉄の隙間から少しずつ小さな光が灯り始めていた。
そしてここでなぜかすごい勢いで現実世界の神崎峰人の走馬灯のようなものが見えてきて
"ドラえもん、がんばれ……もう少しだ、頑張ってくれ。"
みたいな感情が芽生えた。(多分寝言で実際に言っていたと思う)
すると、寝てるはずの自分も痺れるくらいものすごい感動に襲われた。(運動会のクラスリレーで自分の友達であるクラス代表の子がすごい勢いで他のクラスの選手を抜いた時の高揚感と同じだなぁ、となぜか感じていた。)
ドラえもんがゴゴゴと共に空き地公園の土管の上で輝き出して、周りの魚人たちも
"がんばれ、がんばれ。あと少しだ"
と掛け声をかけ始めて、すごいセンチメンタルなシーンが目の前に広がっていた。
 
 
思わず全俺が泣いた。夢の中なのに泣いた。
現実世界では7.8年くらい泣いてないし、創作物で泣いたことないのに。すごい涙がボロボロ出てきて、胸が熱くなった。
けどその瞬間にこれは基本的に夢の話なので、特有の
"あーこれ夢だ。そろそろ眼が覚めるんだろうなぁ。"
って前兆が出始めて、現実世界に戻ってきた。ちょっとびっくりしたのが、現実世界でも涙が出ていた。少し嬉しかった。
 
 
なんなんだろう、こんな鮮明で長い夢は初めてみた。寿司が好きすぎて今まで食べた魚たちがお盆になって帰ってきているのかな。それとも仕事で演出や構成のことを考えすぎて気が狂いそうだからなのかな。
 
 
 
お母さん、僕は先日25歳になりました。相変わらず元気です。
 
みなさま良いお盆を。